ホーム/実行環境/クラウドブラウザ
クラウドブラウザ

1 アカウントに 1 環境、互いに見えない

環境ごとに固有のフィンガープリント設定、Cookie、ログイン状態を持ち、それぞれのコンテナで動きます。 デジタル社員の閲覧、投稿、会話の動作はすべてこれらの環境で実行され、アカウント間で痕跡を共有しません。

何が使えるか

  • 隔離された実行環境フィンガープリント・Cookie・キャッシュを環境ごとに分離
  • ログイン状態の保持一度ログインすれば保持され、失効すると表示
  • 確認待ちの通知確認待ちの環境を別枠で一覧化し、対応を待つ
  • プログラム接続口CDP アドレスにスクリプトや自動化ツールを直接接続
Why it exists

こんな状況に心当たりはありませんか

何個かのアカウントを同じ PC でログインしていたら、後になって一斉に問題が出てしまった

環境はそれぞれ独立したコンテナで、フィンガープリント設定、Cookie、キャッシュを共有しません。同じブラウザデータを使い回すことで、アカウント間に関連の痕跡が生まれることはありません。

PC を変えるたびにログインし直しになるのに、二段階認証のコードは人に聞かないと手に入らない

ログイン状態はプラットフォーム側で保持され、お使いの PC ではなく環境に付いて回ります。端末を変えても担当者が変わっても、ログインし直す必要はありません。

十数アカウントを同時に見たいのに、ウィンドウを開きすぎて PC が固まってしまう

環境はクラウドのサーバー上で動くため、手元のリソースを使いません。グループ単位で一括起動し、ウィンドウはクラウド側で配置され、手元では画面表示だけを行います。

すでに使っているローカル環境は手放したくないのに、まとめて管理する方法もない

ローカル環境はローカルブラウザ agent 経由で接続でき、クラウド環境と同じ一覧で管理・グループ分け・アカウントの紐付けができます。

Capabilities

技術的な機能

環境はデジタル社員の実行基盤です。だからこそ、隔離できること、一括操作できること、プログラムから呼び出せることの 3 つが同時に成り立っている必要があります。

フィンガープリント設定の生成

プラットフォームと地域に合わせてブラウザフィンガープリントの設定を一括生成し、環境ごとに 1 組割り当てます。項目を 1 つずつ入力する必要はありません。生成後に手動で調整もできます。

ローカルとクラウドの 2 種類

クラウド環境は当社のサーバー上で動き、ローカル環境はお客様の PC 上で動いて agent 経由で接続します。どちらも同じ一覧で管理します。

コンテナとイメージ

環境は Docker イメージから作成し、コンテナは個別に起動・停止・再作成できます。イメージのバージョンを統一することで、環境間に想定外の差異が出るのを防ぎます。

ログイン状態の保持

ログイン情報は環境内に保存され、以降のタスクでそのまま使われます。失効を検知すると環境は「ログイン状態の確認待ち」となり、無効な状態のままタスクを続けることはありません。

アカウントの紐付け

アカウントと環境の紐付けは、追加・解除・再設定に対応します。紐付け後は、同じアカウントが常に同じ環境と同じ出口経路に戻ります。

環境グループと一括起動

プロジェクト、プラットフォーム、担当者でグループ分けし、グループ単位で起動・停止・設定変更を一括で行えます。一括起動は、複数アカウントを同時に見る必要がある場面で使います。

CDP 接続

環境ごとに CDP のデバッグアドレスを提供します。お客様のスクリプトや外部の自動化ツールから直接接続して操作でき、管理画面を介さずに済みます。

サーバーとリソース管理

環境がどのサーバーノードに配置されているか、各ノードのコンテナ数と状態を確認できます。単一障害点の切り分けや配置の調整に使えます。

How it works

デジタル社員はこの環境をどう使うか

環境は切り離されたリソースの集まりではなく、デジタル社員が仕事をする場所です。途中に 1 か所、お客様の確認が必要な工程があります。アカウントと環境の紐付けは、いったん決めたら安易に変えるべきものではありません。

01
環境を一括作成

台数とプラットフォームを指定して環境を作成します。フィンガープリント設定は自動生成され、コンテナは統一イメージから作られます。グループ単位でまとめて作成できます。

自動
02
アカウントと環境の紐付けを確認

どのアカウントをどの環境に入れ、どの経路を通すかは、お客様の確認を経て固定します。既存アカウントの過去のログイン地域も、この工程で照合します。

確認待ち
03
初回ログインと状態の保持

ブラウザを開いてログインと二段階認証を済ませると、ログイン状態が環境に保存されます。以降のタスクはそれを使い回すため、ログインし直す必要はありません。

お客様の操作は 1 回
04
デジタル社員がタスクを実行

ウォームアップ、投稿、収集、顧客対応の会話の動作は、対応する環境へ割り振られて実行されます。同じアカウントの動作は常にそのアカウント専用の環境で行われます。

自動
05
確認待ちの状態に対応

ログイン状態が失効した環境は停止し、別枠で一覧化されます。認証コードの入力、パスワードの変更、再認可といった対応はお客様に入っていただく必要があります。

確認待ち

紐付けとログイン状態の 2 か所を自動化しないのは意図的です。アカウントの認証情報はお客様のものであり、当社が代わりに保持することも、どの経路に載せるかを代わりに決めることもしません。自動で再紐付けしてしまうと、問題が起きたときに追跡する根拠すら残らなくなります。

Specs

仕様と対応範囲

何に対応し、何をお客様にご用意いただくかを正確に記載します。誤った前提のまま計画を立てずに済むようにするためです。

環境の種類
クラウド環境とローカル環境の 2 種類です。クラウド環境は当社のサーバー上で動き、ローカル環境はローカルブラウザ agent 経由で接続したうえでまとめて管理します。
動作方式
Docker のイメージとコンテナを使います。イメージのバージョンとコンテナの状態は管理画面で確認でき、コンテナは 1 台ずつ起動・停止・再作成できます。
接続プロトコル
CDP デバッグプロトコルで接続し、お客様のスクリプトや外部の自動化ツールから利用できます。当社側では別途 API Key と API ドキュメントをご提供します。
ネットワークと地域
出口経路はプロキシネットワークが提供し、複数地域の設定に対応します。当社のプロキシプールも、お客様ご自身のプロキシも利用できます。利用可能な地域の詳細は
プラットフォームのアカウント
お客様ご自身でご用意ください。当社はアカウントの提供も代理登録も行いません。既存のアカウントも新規に取得したアカウントも紐付けできます。
同時実行数と台数必要に応じて設定
環境の台数と同時起動数は実際の利用量に応じて開通し、配置先ノードのリソースに左右されます。上限と料金は担当者がプランに沿ってご確認します。
ローカル agent任意
クラウド環境だけを使う場合はインストール不要です。既存のローカル環境を管理下に入れる場合のみ、その PC で agent を動かす必要があります。
Works with

連携する相手

FAQ

よくあるご質問

フィンガープリント分離を使えば、プラットフォームにアカウントを関連付けられずに済みますか?

そう言うことはできません。フィンガープリント分離が下げられるのは、ブラウザデータの使い回しによって関連付けられる確率です。ただしプラットフォームが関連を判定する材料はフィンガープリントだけではありません。出口 IP、ログイン時刻の規則性、端末の挙動、アカウント同士のやり取り、決済や配送先の情報も照合の対象になり得ます。環境の分離は必要条件であって、十分条件ではありません。リスクを下げるには、専用の経路、分散させた操作ペース、アカウント同士をフォローしないといった運用上の規律を組み合わせる必要があります。

クラウド環境とローカル環境の違いは何で、どちらを選ぶべきですか?

クラウド環境は当社のサーバー上で動くため、お客様の PC のリソースを使いません。複数人での運用や多数の一括起動に向いています。ローカル環境はお客様の PC 上で動き、既存のローカル環境を移行したくない場合や、データの保存場所に要件がある場合に適しています。両方を併用でき、アカウントの紐付けやグループ分けの操作方法は同じです。

ログイン状態はどのくらい保持されますか。頻繁に切れたりしませんか?

プラットフォームの方針とアカウント自体のリスク状態によって変わるため、当社側で保持期間をお約束することはできません。パスワードの変更、異なる場所からのログインによる確認の発生、プラットフォーム側からの強制ログアウトは、いずれもログイン状態を失効させます。失効すると環境は「ログイン状態の確認待ち」となり、関連タスクを停止してお客様の対応を待ちます。無効な状態のまま動き続けることはありません。

自社のスクリプトでこの環境を操作できますか?

できます。環境ごとに CDP のアドレスを提供しており、Puppeteer や Playwright のようなツールから直接接続して操作できます。当社側のタスク配信や環境管理にも API Key と API ドキュメントがあり、お客様のスケジューリング基盤に組み込めます。

1 つの環境に複数のアカウントを紐付けられますか?

追加の紐付けには対応していますが、プラットフォームによります。同じプラットフォームの複数アカウントで 1 つの環境を共有すると関連付けられる確率が上がるため、通常はおすすめしません。異なるプラットフォームのアカウントであれば、共有しても大きな問題になりにくいです。システムは 1 対 1 を強制せず、判断はお客様に委ねます。

チームの複数人で操作するとき、誰が何を変えたか分かりますか?

メンバーと権限はロールごとに分けます。環境の作成、紐付けの変更、プロキシの変更といった動作はすべて操作ログに記録され、担当者別・期間別に検索できます。マネージャーアカウントには二段階認証の設定をおすすめします。

まず一定数の環境を立ち上げて試す

担当者がアカウント数、対象プラットフォーム、地域に沿って、具体的な環境設定のご提案とリソースのお見積りをご案内します。